サポーター募集
テレビでご存知の方もいらっしゃると思いますが、我々はフィジーでチョコレート工場を2013年から地場産業として根付かせるために運営しています。「Fiji chocolate」という製品を世界初のフィジー人が作る特産物としてフィジー人と助け合って製造販売しています。
現在コロナウイルスの影響で観光客が入国できなくなり、国内需要がまったく無くなりました。そこで、協力を呼びかけさせて頂きます。
フィジーのチョコレート産業を助ける為にも、宜しくお願いします。
★サポーター特典はありませんが、商品注文も大歓迎です!!
サポーター会員
入会金3,000円
特典:フィジーで飲むチョコレート体験50%OFF、フィジー農場見学50%OFF、他入会金以上のお楽しみを用意します。
サポートチョコレート
①1口 15,000円(何口でも購入可能)【24,000円相当の特典】
内容:出資日より毎年1回(3年間)フィジーチョコレート5パックお送りします。
②1口 25,000円(何口でも購入可能)【40,000円相当の特典】
内容:出資日より毎年1回(5年間)フィジーチョコレート5パックお送りします。
③
他にご希望があればお尋ねください。
※チョコレートのお届けは出資日より1年以内(繁忙期以外)、毎年出資月から1年以内(繁忙期以外)での発送となります。
購入例:①を2口購入した場合。毎年1回10パックを3年間お送りします。
サポート広告出資
ホームページに掲載します。
サポートについてのお問い合わせ
お問い合わせは下記のメールフォームに入力し、最後に送信ボタンをクリックしてください。
Tailevuカカオの歴史
フィジーにはTairev地域にNamauという集落があります。そこでは1960年代からカカオを栽培する農家があります。
長い間チョコレートの原料として主にUSAやNZへ輸出しており国内でのチョコレート産業にはあまり利用されていませんでした。近年NGOの協力によりチョコレートの作り方を学ぶことができ、はじめてのフィジー人チョコ職人が誕生しました。ところが貧しく商売とは縁がない、何でも分け合ってしまう心優しきフィジー人は、そのチョコレート産業を発展させることが出来なかったのです。
そのうち、数人居たチョコ職人見習い達はチョコレート作りを辞めてしまい、残ったのはたった一人になってしまいました。その一人が我らのチョコ職人(テビタ)です。彼には信念があります。決して農薬で育ったカカオは使わないという。彼は未来を見ています。必ず化学薬品が混入している食べ物は嫌われ、自然とともに自然のものだけで作られた食べ物が世の中の人を幸せにすると。
無農薬カカオと共に育った彼の言葉だからとても説得力があります。彼は信念の通りカカオ栽培からこだわっています。もともとカカオ農家の生まれで親から受け継いだ農場も監督しています。彼の管轄する農家は皆、貧しいながらも無農薬栽培に未来を見出し丁寧に育てています。とても価値のある貴重なカカオを作っています。
出会いと今
フィジーは最近チャイニーズマネーの力もあり発展しています。過去の日本と同じで楽に育つ農薬が広まりつつあります。その中でもまけずに彼らは必死に志を守っています。当然、手間が掛かるし収穫も少ないので生活は楽ではありません。そんな時に出会ったのが、自然を愛する日本人でした。彼らの志は驚くほど似ていました。同じ時期、沢山のオファーがあった中から、「信頼できるのはこの日本人だ!」とタッグを組むことになりました。
市場に出せるレベルのチョコレートを作りフィジーのカカオ農家を豊かにし、さらに自然のチョコレートを世界に届けていこうと、ところが志半ばで協力を約束した日本人が病に倒れたのです。彼は昔から重度のアトピーに苦しんでいました。フィジーに来て依頼その苦しみから解放されていたのに・・・。運命のいたずらか突然発祥してしまいました。日本では命の危険は無いですが、アトピーとは無縁のフィジーでは対応できる医療が無く、感染症になる恐れがありとても危険です。そこで止む無く帰国することになりました。
現在は彼の友人である新たな日本人がなんとかフィジーの力になりたいとボランティア同然で工場を守っています。ただ、工場維持に思いのほか費用が嵩みます。今はフィジーで試行錯誤しています。カカオ農家を助けるためのカカオ豆購入と雇用をなんとか進めたいのですが会社に体力がありません。我々の力にも限界があります。最近寄附と言う文化が浸透してきました、興味をお持ち頂けたのであれば是非、貧しいカカオ農家とフィジー人のために支援者を募集します。
出会う前の映像(2007年)
カカオ農家の問題を取り上げたフィジーのニュース番組
動画の内容は、カカオ農業が衰退したことにより、カカオが無駄になっていることや、カカオの木が沢山死んでいってることが伝えられ、本当はフィジーの大切な財産であるに・・・何とかならないかと、小さい工場を作ってみたり、カカオの実を何か変わったものに出来ないかなど試行錯誤している様子を報道しています。後半は、チョコレートにすることが出来ることは証明され、旅行者向けに楽しんでもらい、これからはフィジーの財産となるはずだ!もったいないから何とかしよう。というように閉めています。この報道の後から今まで、ここで取り上げられたカカオ農家は発展できずにいます。純フィジー産チョコレートの誕生は彼らの夢であり希望です。
インタビューを受けているカカオファーマーの中に、今回のプロジェクトのチョコレート職人の姿も写っています。